自分の氣もちや思いをジャッジなしにただただ書く。
こんな簡単な方法で、自分の心のセルフケアができるということを知っていますか?
わたしは20年以上、書くということを毎日しています。
当時は、「ジャーナリング」という言葉を知りませんでしたが、ずっと実践しています。
頭の中でだけ考えたり、心の中でもやもやしているだけだと、自分の本当の氣もちや思いはぼやっとしてしまいます。
また、普段、潜在意識の深いところにある自分の「隠れた氣もちや思い」に氣づいていくためにも
とても役にたちます。
書くことでそれが外に出され、そしてそれをジャッジなしに認めることで、自己受容・自己理解も高まります。
まず、ジャーナリングの一般的な効果ややり方についてお伝えし、最後にほしゆり流の「現実を創り出す潜在意識のプログラム」に氣づくノート術とやり方のコツをお伝えします。
ジャーナリングは、自己理解を深め、感情や思考を整理するために効果的だとして知られています。
この実践では、頭に浮かんだことを自由に紙に書き出すことで、内面的な探求を行います。
通常、10分から30分の時間を設け、その間にペンを止めずに書き続けることが特徴です。
文法や文章の構成を氣にせず、意識の流れに従って書くことが重要です。
ジャーナリングの効果
ジャーナリングには多くの効果が期待されており、以下のような点が挙げられます。
- ストレス軽減: ジャーナリングは、ネガティブな感情やストレスを紙に書き出すことで、感情のカタルシスを促進し、心の整理を助けます。これにより、ストレスや不安が軽減されることが多くの研究で示されています。
- 自己理解の促進: 書くことで自分の思考や感情を可視化し、自己を客観的に観察する力が向上します。これにより、自分の行動パターンや感情のトリガーを認識しやすくなります。
- 創造性の向上: ジャーナリングは自由な発想を促進し、新しいアイデアや解決策を見つける手助けをします。思考を制限なく書き出すことで、潜在意識にアクセスしやすくなります。
- 集中力の向上: 定期的にジャーナリングを行うことで、集中力が高まり、仕事や趣味においてもより効果的に取り組むことができるようになります。
ジャーナリングについての研究
ジャーナリングの効果は、心理学的な研究によっても裏付けられています。
例えば、テキサス大学の社会心理学者ジェームズ・ペネベイカー教授の研究では、
ジャーナリングが精神的ストレスを改善することが証明されています。
彼の研究によると、感情を言葉にすることで、ストレスや不安が軽減されることが示されています。
また、ジャーナリングを行った人々は、うつ病や不安症状の軽減を経験したという報告もあり、
これは感情の処理や自己理解の深化に寄与していると考えられています。
ストレス軽減のメカニズム
- 感情の外在化: ジャーナリングを通じて、内面的な感情や思考を外に出すことができます。
このプロセスは、感情を整理し、理解する手助けをします。
特に、ネガティブな感情を紙に書き出すことで、それらを客観的に見ることができ、心の負担が軽減されます。 - 自己認識の向上: 書くことで自分の感情や思考を明確にし、自己理解を深めることができます。
これにより、ストレスの原因を特定しやすくなり、対処法を見つける手助けとなります。 - 思考の整理: ジャーナリングは、頭の中にある漠然とした不安や悩みを具体化する手段です。
これにより、問題が明確になり、解決策を見つけやすくなります。
思考を整理することで、ストレスを軽減することができます。 - 感情の解放: 書くことは、感情のカタルシス(浄化)を促進します。
特に、ストレスや不安を感じているときに、それを言葉にすることで、心の中の重荷を軽くすることができます。
ほしゆり流「現実を創り出す潜在意識のプログラム」に氣づくノート術
これは、わたしが20年以上続けている方法で、講座の中で実際にお伝えしている方法です。
今回は、自分を癒すための書き方をお伝えしますね。
1.まず上記の普通のジャーナリングのように、ただただ書き出します。
特に、望まないこと、嫌だったこと、辛かったこと、なんでもいいので、書きまくります。
この時とても大切なのが
「自分から出てくるネガティブな思いや感情をジャッジしないでなんでも浮かんでくるままに書く」
ということです。
簡単なようですが、最初はここが結構むずかしいという方もいます。無意識に「いい人」として書いてしまうことがあるようです。なので、「どんなにネガティブなことでも書いていい」と自分に許可してあげてください。
この時、潜在意識の声、本当の氣もちや思いに耳を傾けるコツは、頭はぼーっと何も考えないで、手とハートが繋がって身体の声がそのまま手に伝わって紙に書かれるようにすることです。
2.書いたものを2つに分けます。
①外側の世界 事実(ほかの人が見て聞いてわかること)
例:だれが~と言った 何がどうなった
②内なる世界 自分の思い感情(ほかの人には見えない聞こえないこと)
それに対して自分がどう感じ、どう思ったか
例:嫌だ、腹が立つ、悲しい、自分はだめだ、わたしが悪かった、等々
これを分けて書くと、マズローがいうところの「課題の切り分け」ができます。
そして、潜在意識にある自分の思い込み・信じ込みに氣づくことができるようになっていきます。
「思い込み・信じ込み」が自分がもう不要だと感じたなら、それを変えることができます。
まずは、今まで自分を守ってくれるために存在してくれていたプログラムと意識に感謝しましょう🌸
そして大切なことは、この思い込み・信じ込みを抱える意識を認め、寄り添うということです。
自分というのは、氣づかない部分も含め、思いのほか「多様」です。
潜在意識の広大な世界の多様な意識は、氣づいている顕在意識とは全く逆のことを信じていることが多々あります。
だから自分では氣づきにくいのです。
そのいろんな部分を認め・受容することが、本来の自分を自由に楽に生きる上で、とても重要です。
あなたがとても落ち込んでいるときでも、同時に高次の自己も存在しています。
ただ、落ち込んでいる意識に囚われていて、本来の自分に繋がれないだけなのです。
どんなあなたもすばらしい。そんな出来事もギフトに変えられます。😊
あなたが、あなたが思うより、すばらしい本来の自分を実感したいと思ったら、その扉は開いていきます。
自分ひとりでは氣づきにくい、潜在意識の奥深い部分に氣づいて、本来の自分を生きる道に歩き出そうと思ったなら、こちらから無料のご相談(オンラインzoom、60分)にお申込みください。
心よりお手伝いさせて頂きます。
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